寝不足で西赤石山

メンバー:自分、D原、M田、Y本

コースタイム

2021/3/269:30東平駐車場発
9:38第三通洞
10:55-11:15銅山越
12:38-13:22西赤石山頂🍙
13:40-50カブト岩
15:51第三通洞
16:06東平駐車場帰

 先日、新居浜の西赤石山に登ってきたので久し振りHPを更新。自分が今までに登った四国の山のなかでは最も東の山だ。
 先週あたりから再び昼夜逆転気味になっており、前日は5時前から1時間ほどしか寝られなかった。
 6時過ぎ、農学部に4人集合する。D原のマーチで朝の11号を東へ。今日は雲一つない快晴のようで、石鎚山系がきれいに見えている。小松のセブンで朝食・食糧調達。新居浜から内陸に向かって、細い林道を進んで9時過ぎに旧別子銅山東平地区に到着。

 発電所の遺構が残る第三通洞の登山口から、今回は反時計回りに西赤石山頂を目指す。西赤石山一帯は住友の別子銅山として写真のように開発されていたので、登山道はかつての生活道を踏襲しており、つづら折りの石畳の部分が多い。植生も新しく、植林帯か灌木が生える程度。

11時前、銅山越にてちち山別れから続く主尾根に乗る。南側に下れば、別子ダム方面へ抜けられる。地蔵尊があったりと峠らしい雰囲気。

銅山越から西山方面に少し登れば西赤石山の展望が良い。

 銅山越から西赤石山頂までは気持ちいい縦走路を進む。ザレ場や灌木帯が多いので、明るく展望の良い登山道だ。アケボノツツジはまだ早い。
 ニセピークに騙されつつ、徐々に標高を上げると後方に石鎚山系が見えてくる。

 12時半過ぎ、山頂着。新居浜市街を見おろせて愉快な展望。瀬戸内海は霞んでいる。ここから見る新居浜市街は石鎚山系から見る西条市街より大きく感じる。
 集合写真を撮ったり昼飯で1時間弱休憩。

東側の展望。前赤石、八巻山、東赤石。次は東赤石山まで縦走してみたい。

西、石鎚山系遠望。左から西黒森、瓶ヶ森、石鎚で当ってるはず。

下りは北側の急登をカブト岩に向けて下る。かなり急で、かつ泥状になっていて滑りやすい。

カブト岩はかんらん岩の露頭で眺めが良い。
カブト岩から鉱山鉄道の路線跡までは急な尾根を下る。登山道に水晶のような白い石がたくさん落ちていた。

14:50頃、鉱山鉄道跡に着く。ここからはかつて鉄道が敷かれていた平らな道を歩く。橋の遺構もあったりする。建設は明治中期というから驚きだ。

 16時前、無事に第三通洞の登山口に戻ってきた。
 登山口脇には第三変電所の建物が残っている。中にも入ってみたが、廃墟状態だった。建造は明治37年らしく、文化財として整備されてもおかしくないくらいの年代物だが、整備されたらそれはそれで風情がなくなってしまうかもしれない。

 初めての赤石山系だったので色々と新鮮だった。植生はほとんどが植林か灌木で風情がなかったが、その分、尾根からの展望は良かった。また、旧別子銅山の色々な遺構を見ることが出来て興味深かった。次は、もっと岩場が多いという東赤石方面へ行ってみたいと思う。
 帰りもD原に運転をお願いして、自分は後部座席で爆睡。気づいたら桜三里を越えて、松山市内に入っていた。

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