農飛越の旅(荒島岳登山)

東海カテゴリを東海・北陸にしました。北陸の山は加賀白山以来?

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今週は水曜に八ヶ岳へ行ったが、まだまだ山行はつづく。人生は短い、今できることを。土曜日に岐阜の大垣で新居祝いがあり、それに合わせて計画をたてた。天候は土曜が最も良く、日曜はのんびり帰りたいので、登山日は土曜。大垣まで走ることも考えると、金曜のうちに登山口まで行ってしまうことにした。そのようなことを考慮し、登る山を選ぶ。毎年登っている奥美濃・能郷白山をはじめは考えていた。が、記録を読むとあまり人が入っていなさそうだし、かなりの長丁場なので今回は行けないと判断。で、代わりに浮上したのが、荒島岳。松本からはR158で道一本である。日本百名山でコンパクトながら登りがいがありそうだ。人気の山なので踏み跡もはっきりしているだろう。

金曜は18時15分退勤。山道具、車中泊セット、お土産で満載の車でR158をひたすら西進。安房トンネルを抜け、平湯はスルーして高山へ。ラーメンでも食べようかと思ったが20時で店は閉まり、商店街は真っ暗だった。しかたがないので吉野家のドライブスルー。高山西から中部縦貫道で清見IC、ここから有料なので下道へ戻って荘川→蛭ヶ野→白鳥→油坂道路→九頭竜湖。ここまで約5時間。和泉村の道の駅で歯磨きして、23時半就寝。

翌朝は湿っぽい朝だった。気温はそこまで下がらず暖かいので5時半まで車でぐっすり眠ってしまった。支度して、6時半過ぎに勝原の駐車場に行くと既に登山者の車で狭い駐車場はいっぱいだった。九頭竜湖方面の路肩に数台停められたようだが、そのことに気付かなかったので、集落の中の勝原駅の駐車場に停めて、登山口まで20分ばかり歩くことになった。

月日時間場所
2/267:05勝原駅
7:27駐車場
9:45シャクナゲ平
11:10~11:45荒島岳山頂
12:30シャクナゲ平手前
13:30駐車場
13:43勝原駅

廃スキー場が登山口となっている。はじめはゲレンデだったであろう斜面をてくてく登っていく。登山口では便出ず、登山者も多くペースが乱れて快調とはいえない。

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ゲレンデ上部を抜ければ美しいブナ林の尾根となる。雲も退いて快晴となり、気分も上がってくる。

登山口から2時間ちょっとでシャクナゲ平。白山の眺めが良い。山頂ともご対面。まだまだありそうだ。

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シャクナゲ平からいったん鞍部へ下り、そこから急登を登る。もちが壁とよばれる北斜面は直登せずに巻いて登った。いずれにせよトレースはばっちり。

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中荒島岳と呼ばれるピークあたり。今日は日本晴れで暖かいが、ここまでくると風が吹いてさすがに寒い。着込んで、山頂までのビクトリーロードをゆく。

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能郷白山 北側からだとこんな風に見えるのか

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大野盆地 今日は春霞がすこし

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奥美濃の山々

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4時間で登頂。山頂は大賑わい、コーヒー煎れて散策

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西側から山頂を

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夕方には大垣に居たいのであまりのんびりとしてられません。

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白山を見ながら下山

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明るいブナ林 油断していると木の枝から雪が落ちてくる

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2時間とかからないうちに勝原駅まで戻ってきた。

「こりゃぁ能郷よりこっちを深田が選ぶのもわかるなぁ」と思えるような変化に富んだ素晴らしい山だった。そのぶん賑やかなのは少しあれなんだけど。能郷が静かなのは、荒島のおかげ?

越美北線・勝原駅。朝はバタバタしていて気付かなかったが、雪の鉄路に春の予感が感じられる空。素敵な駅でした。

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麓の平成の湯で2日分の汗を流し、移動開始。油坂峠道路から東海北陸道へ。予想以上に交通量が多い。立派な大動脈なり。岐阜各務原ICまで約1時間。さすがは高速道路、大幅な時間短縮。21号バイパスを走って17時過ぎ無事大垣着。

昭和な人たちと

翌27日は、1日かけてのんびり下道で帰宅。大垣→岐阜→高富→板取→郡上八幡→せせらぎ街道→高山→平湯♨→松本 

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朝は前線が通過し、雨が降っていて春だなぁと思ったが、平湯あたりの標高が高いエリアは雪だったようで、圧雪路が続いた。平湯の森で雪見風呂に入り、広い岐阜県、春と冬の両方を楽しむことができた。

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