南アルプス初遠征(北岳~間ノ岳)

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8月最後の週末。暇になったし、天気が良い。雨ばかりだったお盆の分をここで取り返そう。夏はまだまだ終わらない。さぁどこへ行こう。

先週は北アへ行った。ただし、テン場でぐうたらしていたのでピークは踏んでいない。今回はガッツリいきたい。

さて、お天気。どこもまずまずだけど、南の方が良さそうである。土曜の北アは傘マークもあったりで、憧れの五竜は選択肢から消える。金曜の退勤時点で、候補は八ヶ岳・南ア・富士山の3つ。コロナ禍で比較的空いてそうな最高峰も捨てがたいが、尾根を歩きたい。八ヶ岳まで行くなら南まで行けるだろうと考え、南アルプス初遠征が正式決定。入門編の北岳を選んだ。

金曜は18時半退勤。豊科のモンベルで地図とガスと食料を揃え、家で準備して22時半発。諏訪南ICまで高速に乗り、そこから20号。南アの入り口・芦安村に0時半着。車で就寝。高速を使った分、思いのほか早く着いた。

時刻場所
21.8.287:00広河原発
7:22白根御池分岐点
8:57-9:17大樺沢二俣
11:28小太郎尾根分岐点
12:00北岳肩ノ小屋着
8.296:13北岳肩ノ小屋発
6:46北岳
7:11吊尾根分岐点
7:44北岳山荘
8:20-8:30中白根山
9:17-9:30間ノ岳
10:10中白根山
10:40北岳山荘
11:14吊尾根分岐点
11:32北岳
11:49-12:21北岳肩ノ小屋
12:37小太郎尾根分岐点
13:39-14:13白根御池
15:21白根御池分岐点
15:44広河原
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4時半起床。5:15の始発に乗れた。夜叉神峠を越えて広河原までは1時間、1200円也。6時過ぎ登山口に着いたが、のんびりと準備をしていたので出発は7時。

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大樺沢を二俣まで登っていく。広河原から北岳へは白根御池を経由するルートもある。そちらは帰路で使うとして、まずは沢登り。天気は申し分なく、ちょいちょい北岳の山頂も見える。

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二俣からは大樺沢をはなれて右股コースへ。風の谷をまず登る。日陰に入ると快適である。

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二俣からは、2時間10分かかって稜線へ。今回はテント泊で荷物が重たいので時間がかかりました。

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仙丈もきれいにみえてます。

正午、肩ノ小屋着。ジャスト5時間でした。心配だったテント場の混み具合は…。良さそうな場所はだいたい埋まっているくらいで、端の方にはまだスペースが残っている。昼食べる前にぱぱっと張ってしまう。稜線東側に張った。この時上昇気流で舞い上がっているテントがあった。風には注意!

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ビール(サンゴ―で700円也)を買って、お昼寝して15時いざ山頂へ。肩ノ小屋からは20分であっさり山頂。富士はもうずっと見えているけれど、ここでコーヒーを煎れて鑑賞。

今日は天気が崩れる心配がないので、日没まで居座って景色を楽しむことにする。たそがれの山と流れる雲をお楽しみください。

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日没まで山頂にいたので、テン場に戻ると真っ暗になった。簡単なカレーを作って食べた。月がまだでていなかったので、夏の星空がきれいだった。矯正視力1以下の私なのでたぶん本当にきれいだったのだと思う。星を撮る技術は無いので、ウイスキーのお湯割りを飲みながらただ、眺める。眠くなってきた。。

明けて、29日。今日は間ノ岳まで行けるかな?

気づくと5時。テントから出ると日の出直前。カメラマンたちが構えている。

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朝の美しい景色を見ながらコーヒーを煎れて朝食をとる。

のんびり準備をしたら、6時を過ぎてしまった。テントは張りっぱなしで出発する。今日も天気は良い。まず、再び北岳山頂へ。

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今日歩く稜線。戻ってくるのが大変だ。。。

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北岳山荘を越えて、中白根山あたり。北岳の姿がカッコイイ。

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雲上の富士

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間ノ岳へつづく稜線。中白根山までで帰ろうかとはじめへは思っていたが、この稜線を見ると歩かずにはいられない。

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9:17 間ノ岳山頂

南側の眺望がひらける。はじめてみる山々の大展望にしばし見とれる。

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ここから果てしない帰路。まずは張りっぱなしのテントを回収しに肩ノ小屋まで北岳を越えて戻らねば。広河原の最終バスは16時半、、。

思ったよりも北岳への登り返しが楽だったのでそこまで時間はかからず、正午前に肩ノ小屋着。白根御池経由で16時前には広河原へ無事に下山。

少し無理した日程だったが、間ノ岳まで縦走をすることができ満足である。下山後入った韮崎旭温泉がとても良かった。学生時代とは異なり、次の日から5日間働くのが大変だった。。

登山日 2021.8.28-29

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