秋の涸沢へ(パノラマコース利用)

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月日時間場所
10/216:20上高地バスターミナル
16:35河童橋
17:15明神
17:55徳沢
10/36:40徳沢
7:25横尾
8:35本谷橋
9:28Sガレ
10:02‐11:10涸沢ヒュッテ
12:12屏風のコル
12:30~13:15屏風の耳
13:30屛風のコル
14:45
15:17新村橋
15:35-16:12徳沢
16:55明神
17:40河童橋
17:50上高地バスターミナル

アパートの部屋の壁には上高地鳥瞰図が貼ってあって毎日それを見ながら週末に行く場所を考えている。涸沢から穂高の岩体に沿って伸びるパノラマコースは一度は歩いてみたい道のひとつで、コースにある屏風の頭という岩山も気になっていた。10月3日の平日に休みがとれたので涸沢から歩いてみようということになった。ちょうど週末に地元新聞で「涸沢の紅葉7割見ごろを迎える」と出ていたので、紅葉狩りと合わせて行くことにした。

土曜は遅くまで駅前で飲んでいたので準備せず、日曜日は午前中、松本市内で用事。旭町で快便。午後、いったん波田に寄って(そのまま上高地へ入ればいいのだが、準備をしていないので)安曇野のへ戻り泊り道具をザックへ詰め込み15時に出発した。

上高地へは16時を過ぎてから入った。過ぎ行く日曜を惜しむように観光客がバスターミナルへ集結するころだった。

秋めいてきた穂高の岩肌

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悠久の流れ

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残光

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徳沢手前で真っ暗になった。闇の中を一人で歩いていたが、徳沢の賑やかさには驚いた。テン場1500円也、芝生で広く快適である。

北アの山々に抱かれて眠る。

翌朝優雅な朝。昨日がハードスケジュールだったので、ラジオをかけてのんびり過ごす。夜は風もなく静かで、冬の寝間着を着たのでよく眠ることができた。

横尾のテン場、正面の山が屏風山塊

涸沢から降りてくる人でごった返す本谷橋。平日とは思えない人出

北穂をアップで

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涸沢へ着くころには高曇りになってしまった。

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1時間ほどヒュッテのテラスに滞在した。おでんをつまんで青空が出るのを待っていたが、かなわなかった。吊尾根から吹いてくる風は冷たくて冬のようだった。

いざパノラマコースへ

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山と高原地図は破線になっているが、実線でも十分な道である。涸沢に来る大量の登山者の通行を抑えるために実線にはしないのだろう。確かに、屛風のコルまでのトラバース道は危険個所もあった。

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しばらく歩くと槍が見えてくる

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ピークは屏風の耳

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稜線へ出ると南東の眺望が開け、梓川の流れや富士が見えた。

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屛風のコルから分かれて屛風の耳へ。頭へは耳から往復1時間なのでやめた。

前穂高からつづく尾根をゆく

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常念山脈

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コルから15分ほどで三角点に着く

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望遠でヒュッテ

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北穂

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奥穂

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前穂

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変な雲がで来たので下りるとする

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早稲田尾根や慶應尾根を眺めながら標高を下げ、奥又白谷の分岐まで降りて来た。

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秋深い奥山

新村橋で左岸へ渡り、徳沢へ戻る。もう1泊したい気持ちを抑え、張りっぱなしのテントを撤収し、梓川街道をゆく。

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北風が強くなってきた。

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日も傾き、このころになるとさすがに歩いている人も少ない。

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終バスの去った静かな河童橋

室山の温泉へ寄って、20時前に帰宅。

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