雪の石鎚山 二ノ鎖元小屋付近でテント泊

松山市街の奥に見える石鎚山系

2022.2.1111:43山頂成就社駅発
12:05-09成就社
12:25八丁鞍部
13:10-22前社森
13:40-49夜明峠
14:22二ノ鎖元小屋着
2022.2.128:49二ノ鎖元小屋発
9:33-10:12弥山
10:44-11:04二ノ鎖元小屋
11:30-11:45夜明峠
11:57前社森
12:38-49八丁鞍部
13:14-19成就社
13:32山頂成就社駅着

卒論もひと段落ついたので(来週の論文提出が残ってるけど)、成就ルートで雪の多そうな石鎚へ。
今回はソロなので→レンタカーは高い→原付で西条まで行く→日帰りじゃムリ、ってことで二ノ鎖の小屋で泊まる予定で向かった。

2月11日 金曜日 晴れ
8時過ぎに松山のアパートを出発。朝マック食べて、11号で小松まで行く。黒瀬峠越えて、約3時間でロープウェイの駐車場に着く。

石鎚山のロープウェイに乗るのは初。「泊まりですか?いいですねー。山の人多かったのでトレースバッチリですよ」と見送られる。瓶ヶ森はガスってる。
山頂駅に着くと、昨日の南低のおかげで雪が多い。アイゼンつけて、スキー場の音楽聞きながら林道を歩く。

20分くらいで雪の成就社に着く。お参りしてから登山開始。

八丁鞍部までは下り

雪多くて良い感じ
トレースあるので夏のコースタイムと同じくらいで来れてる。

霧氷がいい感じ

夜明峠どかん

笹がほとんど埋まっている

目的地の二ノ鎖元小屋着。鳥居が埋まってて笠木にさわれた。
天気が良いのでこのまま小屋に泊まるべきか迷う。一応テントやシュラフ等も持ってきてるし、時間・体力的にもまだ結構余裕がある。夜も天気は良さそうなので、土小屋分岐の少し下くらいにテントを張ることにした。

テント設営完了(スコップは小屋から拝借)。

北壁が聳えていて素敵なテン場。

無風で、最後の登山者が下りてしまうと山は静まり返る。こんな静かな山は初めてだ。

土小屋~筒上山~手箱山

瓶ヶ森に石鎚の影が映る。奥に伊予富士とか笹ヶ峰もみえてる。

空気が澄んでて、道前平野や瀬戸内海が良く見える。

夕飯は鍋。NHKラジオで大竹しのぶがふわふわ喋っている。
衣類を全て着込んで、20時半から横になる。気象条件はこれ以上ないくらい良いのだが、如何せん3シーズンのシュラフでは寒くて寝付けない(結露で濡れて、表面が凍ってたし)。

2月12日 土曜日 晴れ

結局、1時前~3時過ぎにちょっと寝られただけで朝を迎えた。

寒いので、5時くらいからガソリンストーブでお湯沸かしたりする。
「NHKラジオ、今日は何の日。1984年2月12日、植村直己、マッキンリー冬季初登頂。その後消息不明」らしい。

山頂はガスってしまった

9時頃、弥山に向かって登り始める。心配してた二ノ鎖の巻道は難なく通過。

北壁。白黒の世界

弥山直下の三ノ鎖の巻道(鉄階段が埋まって、急斜面になってる)。ここが一番怖かった。新雪だったので軽アイゼンwithout ピッケルでもいけたけど、凍ってたりしたら無理でしょう。

無事登頂。先月面河ノ頭で引き返したので達成感あり。はじめはガスってたが、

西から青空が来て、一気に晴れた。面河尾根、二ノ森~堂ヶ森も真っ白。

天狗岳はやめておく

帰る松山市街も見えてる

二ノ森

先月行った面河尾根・愛大小屋らへん
景色を満喫して下山開始。

初芽成谷(ういがなるたに)上部からの眺め。三ノ鎖~山頂にかけては高山っぽくて良い。

二ノ鎖小屋まで下りてきて、今日最初の登山者とすれ違った。
ここ後はそこまで危険個所もないので、のんびり成就へ戻る。

夜明峠のブナ

無事、成就社に帰還。その後、13:40のロープウェイで下山。トレースのおかげで余裕をもって雪山を楽しめた。ただ、雪山テン泊はきついわ。

14時過ぎ、下谷を原付で出発。17時頃松山に帰還。媛彦温泉入って、明るいうちに帰還。元帥で一人打ちあがる。

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