3連休第二弾。大会もなく本当に3連休。どうせ雨だろうと思ってたら3日間晴れ予報。じっとしてられない。ずっと登りたかったが機会に恵まれていなかった五竜岳へ行こう。せっかくなら唐松岳へ歩いて、八方へ下山しよう。
遠見尾根の末端についているゴンドラテレキャビン、朝8時からの運行で、日帰りにはちょいきつい。(日曜、日帰り勢もいたが。。)テン場は予約制でシーズンの週末はほぼ埋まっている。そんなこともあって今まで登頂ができていなかった。先週の日帰り穂高は日中ガスにのまれてしまったこともあるので、「山は泊まってゆっくり歩こう」GWぶりのテン泊縦走へ。
月日 | 時間 | 場所 |
6/25 | 10:40 | 地蔵の頭 |
11:45 | 小遠見山 | |
12:10 | 中遠見山 | |
12:50 | 大遠見山 | |
13:52 | 西遠見山 | |
15:05 | 白岳 | |
15:17 | 五竜山荘 | |
17:58~19:20 | 五竜岳 | |
19:51 | 五竜山荘 | |
6/26 | 5:00 | 五竜山荘 |
5:58~7:10 | 五竜岳 | |
8:00~9:12 | 五竜山荘 | |
9:18 | 白岳 | |
11:55 | 唐松岳頂上山荘 | |
12:18 | 唐松岳 | |
12:34 | 唐松岳頂上山荘 | |
13:28 | 扇雪渓 | |
14:08 | 八方池 | |
15:01 | 八方池山荘 |
土曜は夜まで仕事をしていたので、準備をしたら、寝るのが1時を過ぎてしまった。7時前まで眠り、すっかり日の高くなった安曇野を白馬に向けて北上。松川村あたりの高瀬川沿いの道から、爺ヶ岳・鹿島槍・五竜の山並みが初夏の空にそびえていた。
久しぶりの白馬。4月初めに栂池へ行って以来かな。10時前、テレキャビンの駐車場へ到着。穂高で買い出し&コーヒー、道の駅白馬で快便。
ここも滑ったなぁ
テレキャビンでスキー場上部へ。五竜高山植物園を散策。このリフト、乗る必要なかった。。日曜昼時で観光客多め。
重装備の登山者ひとり、ロマンスリフトに乗る
地蔵の頭からスタート。四ヶ庄盆地の眺め。
小遠見山へつづくピーク
中遠見 奥にカクネザト ここまで快調
西遠見山まできて稜線が見える
ガレ場を登る
青空も見えてきた
岩の頂上、青空、残雪、一筋の滝
雲の隙間に白馬の街
結局アイゼンは使いませんでした。
何の花でしょう
危険個所
花盛りの稜線へ上がり、15時過ぎ五竜山荘着。日曜日の午後、登山道も空いてて静かでした。テン場4千円は高すぎる。いくら稜線の小屋で物価が上がっているとはいえ。。まぁでも働いてるし。。、とビールも買って優雅な時間。
到着後、山頂が見えたこともあったが、その後はガスにのまれてしまった。
設営完了。しばらくダラダラ過ごし、17時過ぎ頂上へ向けて出発。
誰もいない岩場を登る
これもたくさん咲いていた
日没1時間前に登頂
私だけなので「坂の上の雲」のテーマを流す
ガスが切れたりのまれたり
徐々に日が暮れていく
鹿島槍もようやく姿を現す。安曇野からいつも見ているのとは反対側の斜面である。
40分でテン場へ駆け下りて来た。20時でもまだ西の空に残光が残っていた。
やがて、富山平野と富山湾の漁火の灯りが目立つようになり、短い夜へ。。
夜は風が出るわけでも、冷え込むわけでもなく、よく眠ることができた。4時には明るくなって4時30の日の出を迎えた。
山荘付近は滝雲の中に入ってしまったようで、御来光やモルゲンロートの山々は見えなかった。
山頂の方は雲が着いてなさそうなので、簡単に朝食だけとって5時、夕方ぶりの山頂を目指して出発。
6時前、登頂。高曇りの穏やかな朝です。
コーヒーを煎れる。登山者は数名。夏に劔で働くという高校を卒業した方としばらく話す。
今日は25歳の誕生日
望遠でいくつか
五竜岳をはじめて見たのは、19歳の夏、船越ノ頭から鹿島槍からの後立山の並びを見た時だろう。一緒に山荘で働いていた人に「猫耳の鹿島槍、岩山の五竜」と教えてもらった。鹿島槍へ上がった時にはガスでこちらの眺望は見えなかったが、黒部峡谷を挟んだ立山や劔でこの山から朝日が昇るのを見た。八方尾根からは厳冬期に眺めた。雪がまだ多く残るころに唐松岳から眺めたこともあった。こうして6年間思い続けた山の頂で25歳になる朝を迎えられたのは感慨深い。
日が射してきて山々がさらに美しく
白馬岳方面の眺め。唐松岳までこれから歩く縦走路
テン場へ戻る、もう誰もいません
素晴らしいロケーション
白岳方面へ散歩。日の出の時は何も見えなかったので。。
テントをしまい、いざ縦走開始
雷鳥クンと残雪五竜
今回の山行では計5羽見ることができた。
毛勝三山と
初夏の空
新緑の谷の奥に聳える
唐松山荘へ到着。餓鬼の尾根へつづくトラバース道がよく見えていた。
軽荷で登頂
正午過ぎ、だいぶガスも湧いてきたが、五竜が隠れることはなかった。
稜線を外れる
一気に八方池まで下山。ガスればただの水たまり。。平日というのに外国人などで八方尾根は賑やかだった。
白馬の街へ下りてゆく。。
バスがよく分からないので駅まで歩く。なんとなく懐かしい風景。
到着。神城まで乗車。
神城の駅からずいぶん歩いて車回収。営業時間の過ぎた広大な駐車場でジムニー1台佇んでいた。これで歩かなくて済む。。
すぐ近くの十朗の湯に浸かり20時前に帰宅。お疲れ様でした。
下山後、しばらくは梅雨空
翌週は名作を観に、豪雨の中、長野へ
その後は晴れる日も多く、今年は空梅雨か・・?
今週末は雨模様。安曇野でダラダラ優雅な時間を過ごす。来週の3連休は劒沢へ遊びに行こうかと考えている。五竜の山頂で会った方とも再開できるかな。梅雨も明けるだろうか。。すごく混みそうだが。。あそこならいくらでも張れるし、テン場の値段がどこまで上がってるかも気になるところである。
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