ラスト北ア・蝶ヶ岳

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日曜に山へ行くと月曜がえらいので、今週は土曜に行こう。金曜は月食を観ながら22時半まで働いたけど大丈夫かな。

5時半目覚ましも起きれず、6時を過ぎても明るくならない。外を見ると美ヶ原は雲の中。今日はもうやめよか。。と思いながら二度寝。7時半、布団の中で立山ライブカメラを見るとピーカンではないか…。

やっぱり登ろうと、起きて朝食。そっから準備して8時20分発。出勤より遅い…。堀金からアルプス公園へ向かう道で、雲の切れ間から青空と山頂が見える。雲海を確信し、気分も上がり、目が覚めた。

ところが登山口へ向かう三俣林道が途中通行止め。聞いてない。。

その場で調べると災害復旧工事だそう。8時半まで開いていたらしい、夕方にはまた開くみたい。登山者思いの工事である。寝坊者は山や失格ということか。まだ9時前なのでゲートをどけて侵入。もう工事は始まっていて、あ、見つかった。。怒鳴られてもおかしくない状況だったが、優しい親方が通してくれた。

今日はついてるかもしれない。

月日時間場所
11/209:25駐車場発
9:37三俣登山口
10:50まめうち平
11:39蝶沢
12:50大滝山分岐
13:00蝶ヶ岳山頂
14:00蝶ヶ岳発
14:55蝶沢
15:32まめうち平
16:32三俣登山口
16:43駐車場着

出発が遅いので登山道も静か。

まめうち平まで黙々と登る。霧の中の針葉樹森はいつも神秘的

2千米地点からアイゼン着用。蝶沢あたりでガスが抜け…

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雲の上へ、この高度感がたまらない。

蝶沢上部に湧水が凍結して、登山道がアイスバーンになっている場所があった。そこが今回の一番難所かな。

今週はずっと晴れていたが、北斜面なので雪はたくさん残っている。2500mあたりでいつもバテる。

お昼すぎ登蝶

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稜線に雪はなく暖かい。

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今日も長靴。そしてT先生がくれたポールをさっそく試してみる。やはり雪道は楽である。

槍と私

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蝶槍へつづく二重山稜

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2千米から下は雲海。このあいだ登った鍋冠山が顔を出している。

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雲海に浮かぶ常念

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14時下山開始。さらば、アルプス。また来年

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夕方になってようやく雲海が消えた。

西日に照らされた常念を見ながら静かに下山。

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2時間半で降りられた。駐車場に着くと暗くなってきた。日が短いのでやっぱり、早起きしないといかんね。

蝶で始まった今年のアルプス、終わりも蝶でした。今年は働きながらなまずまず登っただろう。高いテントも買ったが、日帰りが中心だった。また、アルプスでも奥山までは行かず、前衛峰ばかり登っていた。

装備に関してはテント以外、学生時代とほとんど変わらず。最後に長靴登山を実践できたのは良かった。冬の間、本当に必要なものは何なのかしっかりと考えよう。そして来シーズンへ向けて山道具を新たに購入したり、記録をまとめたりしてのんびり過ごそう。

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