安曇野の盟主・常念岳へは「前常念の尾根からも登らなければ」と5月のはじめに頂上から強く思ったものだった。
起点となる三俣からはかなりの長丁場で、日帰りでなんとか行けるくらいかな…と考えていた。他にも登りたい山は沢山あるがまずはこの尾根を歩いてみよう。
木曜日に職場でT先生に話をしたら、一緒にいきましょうということになって日曜日の6時半三俣集合となった。
土曜は時雨が降ったり、北風がつよかったりの荒れ模様であった。日曜の朝になっても雲は多く、三俣の駐車場から見上げる稜線上の風は強そうだった。
6:20に軽トラで来ていたT先生と合流し、6:35駐車場発。
6:50 登山口
尾根へは1時間半かけて上がった。等高線の間隔が狭く急登が予想されたが、つづら折れの歩きやすい道であった。コースタイムは2時間半であった。T先生の健脚ぶりには驚いた。私の登り方はムダが多いなぁと感じた。別に改める気はないが。
岩場を登って10:25前常念岳。風が強く雲が稜線を越えてやってくる
帰りの眺望を期待し、今は登頂を目指す。
山頂が見えた。
11:39 20日ぶりに常念岳山頂に立つ
山頂付近は雪が減ってこないだよりも狭い印象を持った。
梓川の流れを俯瞰。雲多め。穂高や槍は見えない。
風を避けながらコーヒーを煎れて待つこと1時間、槍が出た。
13時すぎ、槍も見たことだし、この尾根を下ろう。
安曇野を流れる雲。この時期の田んぼは瑞々しい。私の家も写ってるはず。
常念沢上部には雪がびっしり。
山頂を振り返る。良い山だ。
1:55 前常念 松本市街もくっきり
谷を挟んだ蝶が岳の山腹ではヘリで捜索が行なわれていた。当日事故があったとは聞かないので、冬季不明者の捜索であろうか。
三俣登山口には16:20、駐車場に戻ったのは16:35。10時間の山行で2人ともクタクタ。最後の尾根からの下りは脚にきた。
ほりで~湯に浸かり解散。お疲れ様でした。
登山日 21.5.23
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