正月休みに、安岡章太郎の利根川についての本を読んだ。半世紀以上前の高度経済成長期のころのものだが、自身の体験やジャーナリズム的な要素も含め、関東平野一帯を歩き調べられていて、歴史的・文化的にも読みがいのある内容だった。その中に利根の源流へ行くという内容があり、私もこのような冒険がしたいなぁと漠然と考えていた。
利根川以上の長さがある信濃川の河口には、4年前に萬代橋の袂にたっている。雨上がりの暑い時期で、茶色く濁った流れが印象的だった。
その最初の一滴を見てみたいと思うのは自然なことで、地図上ではずいぶん昔にたどったことがあったように思う。
成人の日の連休に行ってみることにした。当初は黒戸尾根で一泊二日の甲斐駒登山を考えていたが、強い冬型予想になり、中止。代わりに、千曲川を遡る旅に変更した。
まず塩田平。ずっと行きたいと思っていた無言館へ。
海野宿付近で本流と対面。
左手に浅間山を眺めながら上流へ
小諸へ来ました。
懐古園を散策
ここからも千曲川の流れがよく見えました。
城下町の方が、城より高い位置にあるというのは、小諸くらいだとか。
暮れゆく佐久平を走って、中込という町へ
中心街のホテルをとりました。
風呂から上がると雪が降ってきた。
雪降る夜の街を散歩
北酒場
ここにも千曲川が流れがあった。
長野県、まだまだ知らない街がたくさんあるなぁ
甲武信ヶ岳登山へ つづく
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