常念か蝶か白馬か焼岳か
迷って、焼岳にした。理由は久しぶりに火山のエネルギーを実感したかったから。蝶は4月に行った、常念はきついのでパス、大雪渓から白馬も憧れたが、遠いし大変というのが事実。。登ったことのない上高地ルートで行くことに決める。
金曜は土砂降りの雨、夜には上がり、土曜は晴れたが風が冷たかった。前線が下がって大陸からの空気に覆われたようだった。日曜は晴れ予報。大気の状態も安定して絶好の登山日和である。
6時前起床。しっかり朝食を食べ6時半発。梓川セブンでコーヒー&地図印刷。アルプスの郷で快便。8時上高地着。今朝も穂高は素晴らしい。
朝の大正池・河童橋散策。梓川は金曜の雨で増水気味。
誰もいない右岸道路を歩いて焼岳登山口へ
通行止めの規制線、雨で崩れて危険のため
雨も上がったし大丈夫だろうと登りはじめる
焼岳への斜面が近づいてきたとき…
「進入禁止です、引き返してください。」
ルールを破っている以上、反論もできず大人しく引き下がる
それでも納得しないので、新中ノ湯登山口へ。1時間半後。
時刻は正午前。「今日は諦めて午後は仕事でもしようか…」とも思ったが、私も頑固なので意地でも登ってやる、と。最終登山者として行動開始。幸い今日は終日好天予報だ。
月日 | 時間 | 場所 |
6/4 | 11:45 | 新中ノ湯登山口 |
12:53 | 広場 | |
14:20~14:45 | 南峰 | |
15:05~15:30 | 北峰 | |
15:55 | 広場 | |
16:45 | 新中ノ湯登山口 |
南には大きく乗鞍が。
南峰へは2時間半で上がることができた。
火口で泳いでるヤツいたし・・・
北峰へ移動して15時半まで上高地を眺めて過ごす。
「初夏 上高地越しの穂高」
初夏の風、流れる雲、梓川の蛇行、残雪のアルプス・・・すべてが美しい
死と再生を感じる1枚
火山地形を楽しんだ後、黒い森へ下山。17時前には登山口へ。スニーカーの若者と火口で泳いでた外国人組を抜く。
中ノ湯へ入りたかったが17時で終わっていたので、竜島温泉のせせらぎの湯へ。今回は空いていたので良かった。
6月9日、甲信越も梅雨入り。今日は雨の日曜日、久しぶりの家で1日何もしない日。雨は雨で良い。でも、6月は雨さえ降らなければベストシーズンである。山は新緑、残雪あり、美しい季節である。何より日が長い。おかげで今日のような行程でも登ることができた。
まぁでも最新情報を調べてから山へいくこと、反省です。去年は梯子がかかっていなくて急きょ西穂高方面へ上がった。今回もダメだった。中尾峠へはなかなかいけないなぁ。別にそこまで特別な場所ではないんだけど。。
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