秋晴れの火打山

新潟県の山ですが…、北信の山っぽいしここに載せてます。

土日時間ができたので、日曜の青天を狙って泊りがけで山へ行こう

尾瀬の燧ヶ岳か、妙高の火打山。どっちへ行こう。尾瀬はよく分からないので初・頸城山塊へ。

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高妻山から見る焼~火打~妙高の並び 2019年5月

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南の台風の影響で夏のような天気だった

7時半起床。朝食べてから準備を開始。9時になって高谷池ヒュッテへ電話をすると今日はテントは一杯とのこと。キャンセル待ち等も受け付けていなかった。今度は、お隣・黒沢池に電話すると予約はやってないというので、こっちに決定。15張だけど大丈夫かな。。

10時半、安曇野発。豊科からは高速利用長野インターまで。

青木島のツルヤで快便

昼前の長野市街。県庁前

長野市内の弟邸で地図を借りて、信濃町方面へ。新潟県に入って登山口の笹ヶ峰に着いたのは13時過ぎだった。

月日時間場所
9/1013:38笹ヶ峰登山口
14:33黒沢橋
16:24富士見平
17:05黒沢池
9/115:45黒沢池発
5:59富士見平
6:40~6:53高谷池ヒュッテ
7:20天狗の庭
8:04雷鳥平
8:33~9:00火打山
9:24雷鳥平
9:44天狗の庭
10:05-10:25高谷池ヒュッテ
10:47茶臼山
11:21黒沢池ヒュッテ
11:46大倉乗越
12:15黒沢池ヒュッテ
13:20富士見平
14:24黒沢橋
15:12笹ヶ峰登山口

登山口で記者のやってる簡単な入山料への質問に答えて出発。降りてくる人がほとんど

美しいブナ林の中の木道を歩く。黒沢橋を過ぎると下山者も減った。十二曲と呼ばれるつづら折りを登って、針葉樹の尾根をしばらく行くと富士見平である。

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富士見平から水平に移動し、開けた場所が黒沢池の湿地帯の端であった。

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夕刻の静かな湿原を歩く。

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日本海方面の雲海も見えていて、「尾瀬にも勝る湿原だなぁ」と思っていたら、小屋のあたりは人でいっぱいである。

ウイスキーとカレーの夕飯

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そこまで冷えなかった。21時には寝て、日付が変わるころに目を覚ますと明るい。今夜は、中秋の名月である。1時ごろには外に出てみた。月明りの青白い世界が広がっている。南風でめくれた木の葉の裏が反射して、山の斜面がキラキラとしていて不気味な気がした。不思議な夢をいくつかみて4時半のアラームでも起きずに、日の出の時間になってようやく起きた。

黒沢池・・?

黒沢岳モルゲン

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高谷池へ向けて歩いていく。みずみずしい朝である。

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焼、影火打、火打の並び

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北アルプスの眺め

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高谷池へは、1時間ちょっとで着いた。台湾か香港かの登山者でにぎやかである。

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高谷池~ロックガーデン~天狗の庭と、このルート一番の見どころをのんびりとすすむ。

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雷鳥平まで来ました。雷鳥は会えず。

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ガスの上昇は早い。高妻山も妙高山も隠れてしまった。

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山頂へ

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南側はガスであまり見えず。焼岳もまもなく隠れた。日本海側の雲海はきれいに見えていた。

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ヒュッテでコーラを飲みながら妙高へ行こうか悩む

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時間的にはギリギリ行けるが…

とりあえず黒沢池へ

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湿原へ下りると晴れてきた

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軽装で、大倉乗越まで行ってみた。ガスに見え隠れする妙高の山頂と火山地形を見て、下山することにした。ここから山頂まで往復3時間。激しいアップダウンを行く気にもなれなかった。

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昼下がりの湿原を歩いて、樹林帯を下る。

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裾野のブナ林、尾根の針葉樹、池塘に湿原、山頂のハイマツ…植生が実に豊で、変化に富んだ面白い山であった。

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無事下山。だいぶ余裕があるかとおもったが、15時半でちょうどよい。日も徐々に短くなってきたことだし。脚も疲れて、妙高へ行ったらどうなっていたことやら。

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下山後は麓の共同浴場へ

駅へも行ってみた。

黒姫付近から妙高山が夕方の空に映えていた。

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長野で弟邸に寄ってテントを預けた。帰りも高速を使って安曇野まで乗った。姨捨のサービスエリアから月が昇ってきて見事であった。

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