コースタイム
2020.10.11 | 14:33 | 亀腹岩駐車場発 |
14:53 | 登山口 | |
15:48-54 | 霧ヶ迫 | |
16:36 | 面河山の肩 | |
17:22 | 愛大石鎚小屋着 | |
2020.10.12 | 7:54 | 愛大石鎚小屋発(シュラフとかはデポ) |
8:57 | シラベの水場 | |
9:32-38 | 二の鎖小屋 | |
10:07-19 | 東稜基部🍙 | |
12:14-32 | 天狗岳🍙 | |
12:52 | 弥山 | |
13:15 | シラベの水場 | |
13:56-15:05 | 愛大石鎚小屋着🍙 | |
15:34 | 面河山の肩 | |
16:04 | 霧ヶ迫 | |
16:47 | 登山口 | |
17:05 | 亀腹岩の駐車場着 |
1日目(10月11日)晴れ
一人暮らしに復帰してから、どんどん寝る時間と起きる時間が遅くなっている。前日も13時に起きて4時就寝…。そんなわけで当日9時半起床。これでも頑張った。
大学のWi-Fiを使って、通販で買い物したりしてたら(スマホが速度制限になったのだ。そして、アパートにはまだWi-Fiがないのだ。)松山出発が11時半になってしまった。車なら問題ない時間だが自分は原付なのでちょい遅め。
黒森峠を越えて、14時半に面河渓・亀腹岩の駐車場に着く。観光客風のご夫婦に「土小屋まで乗せてってあげようか?(笑)」と聞かれたが、自分は土小屋からでは物足りないのでお断りする。ご夫婦と少し話してから面河川沿いの林道を歩き始める。
古びた鳥居のある石鎚山登山口で林道は終わって急登が始まる。日没の5:40までに小屋に着きたいので気持ち急ぎ目。すれ違った下山者から、「多分、愛大小屋に2人組の女性が泊ってるよ~」と教えてもらい妙にテンションが上がる。1時間弱で霧ヶ迫到着。ザックをおろして給水する。
面河山の尾根まで登り切れば、ブナなどの原生林の中の緩やかな道となる。夕日が差して良い雰囲気。
17:22 愛大小屋着。明るいうちに着けたが、有人小屋だったら確実にド叱られる時間だろう。
期待していた女性2人組はおらず、やっぱり一人かぁ…と落胆。暗くなってから小屋の中で夕飯。真っ暗でちょっと怖い(ヘッデン忘れたからスマホのライトのみ…)。
21時過ぎ外に出たら、ガスが流れて星がくっきり見えた。東の夜空が明るくなっていて、月かと思ったら頂上山荘の明かりだった。愛大小屋はとても綺麗で、備え付けの畳や机まであって良い感じ。22時半寝る。金縛りにあったがよく寝れた。
2日目(10月12日)晴れ、頂上付近はガス
6時半起床。風もなくて全然寒くない。小屋の前のベンチでパンを食べて、コーヒーを淹れて飲む、これがやりたかった。小屋内にシュラフとかマットとかをデポして8時前に出発。
しばらく進む樹林帯が途切れて展望が広がる。
西ノ冠岳の斜面の紅葉がとても綺麗。標高的にはこの辺りが紅葉のピークだった。面河乗越を越えてからは北側の斜面をトラバースして表参道と合流。笹が朝露で濡れていたのでズボンが結構濡れた。
写真撮りまくっていたのでコースタイム+αくらいで二の鎖小屋到着。小便してから土小屋方面へ下る。
こちら側も紅葉良い感じ。もう東稜・山頂行かずに土小屋下山でも満足かも。
10時過ぎ、東稜基部着。土小屋からの登山者が多くにぎやか。笹露対策でレインの下を履いて、おにぎり食べてから東稜を登り始める。石鎚山東稜ルートは、山と高原地図では破線になっており一応バリエーションルートだが、踏み後は結構しっかりしており道迷いの可能性は低い。
灌木帯の急登を登りきると、今度は岩の間の笹の急斜面を登っていく。笹につかまって体を引き上げる感じ。
振り返ると素晴らしい紅葉。
稜線まで上がるとこれから登る南先鋒の岩場がかっこよく見える。ここまでは殆ど岩場なし。
南先鋒からさらに南に伸びる墓場尾根
南先鋒に登りきる最後の岩が最大の難所になるだろう。三点支持で登る、とても楽しい。
南先鋒に登りきってしばらく休憩、ここまで来ればほぼ頂上。登ってきた東稜を見下ろす。
面河から弥山経由で登ってきたというおじさんと話す。「あぁ、小屋に荷物置いてた人か~」と言われる。成就や土小屋ルートは登山者がたくさんいたが、面河ルートはおじさんを含めて4人としか会わなかった。
12:14 天狗岳着。弥山は人が多そうなので、ここで座っておにぎりを食べた。
弥山から見る天狗岳。石鎚山の宣材写真。
大混雑の弥山は通過して、面河方面へ下山を開始する。
14時前、愛大小屋に戻ってきて荷物を回収。小屋の前でカップラーメンを食べる。南鋒で会ったおじさんと再会して話す。小屋は、周囲のブナやダケカンバの林も含めて自分の好きな雰囲気なのでまた泊まりたい。
17時、無事、面河渓・亀腹岩の駐車場に戻ってきた。
帰りは久万経由でR33で帰る。日が落ちてからは気温がぐっと下がって、原付で走っていると、体感気温は昼の石鎚山頂よりはるかに寒かった。夜の三坂峠はもう晩秋の空気だった。
久しぶりの石鎚、紅葉、東稜とお腹いっぱいの山行だった。あと、やっぱり面河ルートはいいなぁ、と再確認。ちょうどいい距離だし、自然が原始的だし、人少なくて静かだし。ブナが紅葉する頃にもう一回くらい行きたい。
無事下山祝いでくら寿司。おしまい
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