バンコクの印象(兄)

バンコクには旧市街に3泊4日で滞在したが、とてもそれだけでは回りきれない巨大な街であった。

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タイでも首都・バンコクへの人、モノの一極集中はすさまじく、日本の東京のそれより極端であると聞いた。タイ全土からのエネルギーを集めて常に新しいものを求めているような活気が伝わってくる。それを最も感じたのは最終日、ヤンゴンからドンムアン空港に戻り、乗り継ぎのためスワンナプーム空港へ移動するバスの中から広大な都心のビル群をみた時であろう。地方や隣国をまわった後、バンコクの盛況が理解できたような気がした。それに、はじめの3日間のほとんどを旧市街の中で古き良きバンコクの姿に見とれながら過ごしていたので、近代都市バンコクの姿はほとんど見ていないといってもよかろう。

店員さんの試し撮り

短い滞在の間にも何かこの街から得るものがある気がして、歩き回った。日中の暑さには耐えられないので午前中と夕以降限定だが。初日いきなりカメラが故障したので、翌日レンズを探しにデパートへ行ったりもした。デパート自体は新しく設備も綺麗だが、3階家電売り場は電気街そのものであった。旅行者向けの携帯電話を扱う店も沢山あるくらいなので、レンズも簡単に見つかった。それも沢山。異国での故障で諦めていたが、、。やはり行ってみるもんである。また、ここではじめて値段交渉をして2/3位の価格で購入できた。はかなくもそれは1週間後のスコータイにて壊れるのだが…

運河でのすれ違い
チャイナタウンを走る

市内での移動手段ではバスと水上交通が気に入った。バスは運転が荒く窓も開くので乗ってて楽しい。それに安い。(だいたい30円くらい)水上バスは日本ではほとんど乗る機会がないので新鮮である。私が利用したのは安宿街に乗り場のあったチャオプラヤ川のオレンジボートとセーンセープ運河の乗合ボート。前者は水上からワット・アルンを眺められたりと名所をつないでいる分、日中は観光客の利用が半数くらいなのに対し、後者はほとんどがバンコク市民の利用であった。それに運河の方は岸がすぐそばで庶民の日常に入り込んでいくようでワクワクしたのでこれが一番好きかもしれない。いつまで残ってくれるだろうか…。そんな感じにバンコクらしさを移動手段に求めていたが、バンコク交通の代名詞、トゥクトゥクにはほとんど乗らなかった。

などまるで観光名所とは無縁の滞在であったかのようだが、皆でワット・プラケオ等々旧跡は沢山巡った。そもそも仏教遺跡巡りはかねてからの夢であった。

暁の寺・ワットアルン 遺跡ではないが..

そして何よりも久々に家族4人で食事ができて良かったのかも。それも縁もゆかりもないバンコクで、

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